デザインとアート
四月から大学院でデザインサイエンスという学問にふれ始め、だんだんと"デザイン"というものの輪郭がつかめてきた気がする。
よくある勘違いなのが、デザインはアートであるということ。これは間違いなく否である。
よりよい感情経験のために、デザインにアート的側面を取り入れることはよくある。しかし、デザイン的に優れていることと、芸術的に優れていることは一致しない。これは僕の理解だが、デザインでより重視されるのは、整理されていることだと思う。
外見の整理、体験の整理、情報の整理。
一方アートはなにを持って優れているとするのかよくわからない。(誰か教えてください)
また、デザインもアートもなにかをつくるという点では一緒だが、アートはなにかの表現が本質であるのに対し、デザインは問題解決がその本質である。
なにか解決すべき課題があることが、よいデザインの条件と言えるかもしれない。
自分の頭のなかを整理するつもりで書き殴ってみたが、まだ結論がない。
もう少し理解が深まったら、また改めて書きたいと思う。